付知のサルマイ茸

見て下さい!この巨大サルマイ!
見て下さい!この巨大サルマイ!


付知町の秋の名物サルマイ茸が入荷中です。

このサルマイ茸、中津川市でも付知町の人だけがメチャクチャ好んで食べている不思議な天然キノコ。皆さん1キロ、2キロとキロ単位で買っていかれます。正式にはニンギョウタケというそうです。しかし、なぜ付知町民だけがこのサルマイに熱狂的であるのか?なぜ他の旧町村に広まっていかなかったのか?が、全くの謎です。

いつ頃から食べられていたか調べましたが、文献は残っておらず、ぼくの祖母(93歳)の祖父が好んで食べていた、という話しを聞いたので少なくとも150年以上前、江戸時代後期には付知の人々は好んで食べていたようです。

このキノコはとにかく香りが強く“山の香り”がします。味はほろ苦く奥深い味わいで、炊き込みごはん、茶碗蒸しなどにサイコーです。冷凍しても香りが損なわれないので冷凍してしまえばしばらく楽しむことができます。