当店の店舗裏の景色です。絵に描いたような田舎です(笑)
すでにもう稲刈りが終わりあれだけ賑わしく飛び回っていたツバメたちもいなくなってしまいました。今頃、南の島への長い旅路の途中でしょうか?
稲を刈ったあとの稲の香りと草の香り、野焼きの煙の匂い、その混じった匂いがぼくの記憶にある秋の匂いです。
写真の真ん中にある山は虚空蔵山といいます。
虚空蔵とは菩薩様の名前でずーっと昔に山の中腹にお寺があったそうです。そのお寺は江戸時代の中頃廃寺となりすでに跡形もなく山だけに名を残すのみとなっていますが、今は藤戸山寳心寺というお寺が建っています。ここが素晴らしい名刹で秋になると紅葉がとてもキレイです。知る人ぞ知る隠れ秋のスポットです。
これから朝晩の冷え込みが進むと山が鮮やかな紅に染まります。
童謡にあったような静かな静かな里の秋がやってきます。